2005
17
May

雑記

コーラン冒涜は「誤報」

米誌ニューズウィークの編集者が15日、
イスラム教の聖典コーランを
米軍の尋問官がトイレに捨て冒涜したとの記事に掲載。
デモ(16人死亡)が起った後
今さらながら「誤りがあった」と編集者が弁解している。

911のテロ後に設置されたアブグレイブ刑務所で
アルカイダと思われるイラク人を収容し
虐待している写真や映像が今日TVに出た。
その事件等もあり、反米感情のうねりが再現されてしまっている。

ニューズ・ウィーク側の言葉に私は「はぁ?!」だった。
こう言っていたのだ。
「世界はつながっているんですね」だそうだ。
アメリカともあろう国がそんなに簡単に物事を考えて
世界のニュースを伝えるなんて、頭にきた。

この”コーランをトイレに”の文章だけで
死者16人、負傷者100人でたのだ。

文章は簡単に書けるがゆえに
もっと慎重に扱うべきだと私は思った。

写真:コーラン(7世紀の初頭に、預言者ムハンマドを通して
人間に示された神の言葉で、114の章<スーラ>からなる)