2018
2
Aug

ダマリ紀行

[メキシコ_チチェン・イッツァ]考え方を変えるだけでハッピーになれる

7/30に、スウェーデンの都市ウプサラ中央駅が大雨で浸水。

しかし、市民は水着を着て楽しんでいる様子が画像でupされていた!

 

 

なんだこのポジティブ精神は!この記事を読んで

ある旅のエピソードを思い出したので書くことにする。

 

メキシコ南東部に位置する都市カンクン。

カリブ海に面していて、かなりのリゾート地。

ここを拠点にして、周辺にある遺跡を巡る旅人が多い。

 

海があるせいか、カンクンでは毎日のように

スコールのような雨が振り、道路がすぐに浸水するため

外に出るときは、ビーサンが必須だった。

 

そんな土地柄を知らないまま

私は、カンクンからバスで約2時間半の場所にある

マヤ文明遺跡チチェン・イッツァへ行った時のこと。

 

ククルカンの神殿…ククルカンとは、羽のある蛇マヤ最高神。

 

「今日は曇り空で、遺跡巡りには最高だぞ〜!」と

テンション高めで隅から隅まで広い園内を散策。

気分は、もうミステリーハンター!

 

セノーテ…ユカタン半島にはセノーテがいくつも存在する。儀式に使われ女性を放り込んでいたとか。

 

 

チチェン・イッツアは、私の中で「大きな公園」のような感覚で

のんびり散歩してまわれる感じだった。

 

 

のんびりした光景に癒されながらも、

そろそろ帰らなくちゃなぁ。とバスを待っている間に

すさまじいスコールがチチェンイッツアを襲った!!!!

 

あまりにも激しすぎて、カメラのシャッターも押せず記録が残せていないのが残念だが、

世界中から集まった旅行者で、ごったがえすエントランスが

水浸し!!!避難できる場所もあまりない!!!!

 

私は「もう!最悪〜〜〜〜〜!!!」と嘆きまくって泣きそうになっていたら。

目の前の欧米人たちが、急に「ひゃっほ〜〜〜〜〜う!!」とはしゃぎ出した。

水着なのか下着なのか、わからないがTシャツやタンクトップを脱ぎ捨てて、大雨を楽しみ始めたのだ。

 

それを目の当たりにした私は

なんて、開放的な魂で、人間らしいのだろう。と

とっても羨ましく思った。

 

こういう感覚は、考えてできるものではなく、

とっさに体が反応してしまうもの。

真面目で控えめな日本人には、到底真似できない表現力だ。

 

考え方を変えるだけでハッピーになれる。

つくづくそう思う。