日記

牛の種付け

 

今朝、トイレに入っている時

なぜだか急に思い出してしまった

「牛の種付け」。

 

これは、田舎で牛を飼っていなければ

なかなかお目にかかれない光景だ。

 

ダマリの祖父母は、農業を営んでいて

6頭ほどのメス黒牛を家畜していた。

 

小学生ながらに、オスの牛がいないのに、

なぜ子牛が生まれるのだろう?と疑問に思っていた時期もあり、

もしかして牛というのは、メスだけでも繁殖できるのか。とも思ったりしていた。

 

牛の種付けをするには、「家畜人工授精師」という国家資格を持った人しかできない。

時々、祖父母の家に来るおじさんは、人工授精師だったんだ。

当時は、「獣医さん」だと思い込んでいた。

 

繋がれたメス牛と、おじさんと爺ちゃん。

今も脳裏にしっかり焼き付いているあの光景。

かなり衝撃的だったから、今でも覚えているに違いない。

 

おじさんは、何やら器械と器具を持っていて

爺ちゃんと会話をしながら、手際よく作業をすすめていく。

 

右腕にビニール袋を取り付け

おもむろに、牛のおしりに突っ込む。

すると、牛の糞がドボドボドボと出て来る。

 

ダマリは、その光景に釘付け。

ここからは、ググって調べた牛の種付け手順。

 

1. 精液ストローを解凍して、人工授精の器具に装てん
2. 牛の肛門に片方の腕をねじ込み糞をかき出す(おじさんの腕が全部入る!)
3. 直腸越しに繁殖器官などを触り、状態チェック(牛の子宮は2つあるそうだ!)
4. 繁殖器官がスタンバイOKの場合、①の器具を反対の手で膣から挿入
5. 直腸ごしに子宮頸管を掴んだまま、器具をどんどん進める(キラリと鈍く光る銀色の器具に、ダマリはガクガク)
6. 子宮辺りにたどり着いたら、精液発射

 

 

この時の牛の様子というのは、暴れもしないし、大鳴きもしない。

こうして人工的に繁殖され、我々の食卓に牛肉が並ぶのだ。

 

祖父母の家にいるときは、何もかもが刺激的だった。

牛の出産、子牛の脱走、牛の競り市………

競り市の夜は、焼肉というのが、またシュール。

 

祖父母の自然な教えは、弟とダマリには良い学びだったし

今でも時々、祖父母とのシュールな思い出を弟と話しては爆笑している。

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