2018
14
Oct

デザインコラム

ロゴ制作について書いてみる

Sweet Rin 様 ロゴマークデザイン

 

デザインは生活に深く根付いている。

特に、なんとなく暮らしている日常でも「ロゴ」は当たり前に存在している。

「グラフィックデザインって何?」という人が多いが

ロゴデザインもグラフィックデザインの仕事だ。

 

会社や商品など、ブランドを認知してもらうためのロゴ。

ロゴと言っても、上記のように「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」に分かれていて

それをまとめたものを「ロゴマーク」という。

 

このロゴマークを制作するだけなら良いが、中小企業、大企業のロゴマークとなると

CI、VI、BIというマーケティング要素が入ってくるのでかなり専門的であり

1つのロゴマークが100万円以上することもある。

 

CI、VI、BIというのは?

 

CI(コープレート・アイデンティティ)

企業の理念・事業内容・広告・マーケティングなど一貫した戦略を指す。

ロゴマーク仕様の厳密なマニュアルがある。

身近で言えば、facebook、twitter、instagramのロゴを使用するときは

規定にしたがって使用しなければならない。

 

VI(ビジュアル・アイデンティティ)

CIで作られたロゴなどの視覚的デザインを指す。

ロゴを中心とした企業の販促ツール(名刺・封筒・制服)などデザインを統一する。

 

BI(ブランド・アイデンティティ)

企業ではなく、商品ブランドの戦略を指す。

例えば、オンワードであれば「24区」「組曲」などブランドごとに異なるロゴを使っているのがBI。

 

 

株式会社きっとすき 様 封筒デザイン

 

他にも、名刺や封筒にロゴを使用する場合

住所と一体となった「アプリケーションデザインシステム」という

まどろっこしいモノが存在する。

 

これがなかなか厄介で、できあがったロゴを企業からいただいて

封筒や名刺をデザインする場合は、デザインの幅が狭まるため

なかなか難しい場合がある。

 

ロゴ制作は、一見簡単なようだが

かなり色々考えねばならないデザイン。

毎回依頼をいただく度に、格闘するダマリである。