2020
2
May

デザインコラム

ブランドロゴに思う「CMYK」と「特色」について

 

ダマリは、車を走らせながら

看板をみて、デザインのことについて

あれこれ考えるのが

趣味となっている。

 

今日は「Times」が目についた。

皆さんご存知のコインパーキング。

なぜTimesが目に飛び込んできたか。

それは色。

コーポレートカラー。

 

Timesのロゴは黄色だが

山吹色のような

オレンジよりの黄色。

道路沿いに眩しく

とても目立っていた。

 

「普通の黄色より

目に飛び込みやすいのかなぁ〜。」

「やっぱ特色だよね。DIC何番だろうか。。」

などとあれこれ考えた。

 

ところで皆さんは

印刷に使用されるインクは

「CMYK」の4色というのは

ご存知の方は多いと思うが

「特色」というのをご存知だろうか?

 

最近は、どの家庭や会社でも

自作してネット印刷に注文して

簡単に印刷ができる。

本当に良いご時世。

 

この印刷。

簡単に言うとCMYKの4色が混ざって

様々な色になる。

 

C(シアン)…青

M(マゼンダ)…ピンク

Y(イエロー)…黄

K(ブラック)…黒

のことを指す。

 

家庭用のインクジェットプリンターも

大抵この4色インクが使用されているので

だいたい皆さんわかっているだろう。

 

「特色」というのは

わかりやすく言うと蛍光ピンクや金や銀。

CMYKのインクでは生み出せない

特殊な色のことを指す。

 

特色を作っているメーカーが

DIC…DIC株式会社

Pantone…アメリカの企業

TOYO…東洋インク株式会社

あって、色見本帳が存在する。

特色を使用する際は

色見本の番号で指定する。

 

企業のロゴなどは

だいたい、この特色で指定されている場合が多い。

他にも商品パッケージなど

特色を使用されることが多い。

 

CMYKのプロセスインクでは

再現できないカラーを使用できるため

印刷に面白みをだすことができるし

独自のブランド色として使用するには

とても良い。

 

印刷料金は少し割高になるが

色で目を引くには

特色をおすすめしたい。