2020
22
May

デザインコラム

デザイナーはオペレーターではない。

 

デザイナーは

オペレーターでは

ない。

 

でも、実際に

こう思われているのが

現状。

 

今はAIの時代。

すでにロゴを自動的に作る

アプリも存在しているし

名刺もチラシ作成も簡単に

誰でも作ることができる。

 

文章・写真を見栄え良く

レイアウトして作成するのは

デザイナーではない。

それは印刷会社などの

オペレーターだ。

 

では、オペレーターと

デザイナーは何が違うのか?

 

デザイナーは、デザインの力で

問題を解決する人。

簡単に言えば、医者のようなもので

問診をしてバイタルチェックをして

症状を聞いて、問題を導き

薬を処方する。

 

「名刺を作りたい」というユーザーに対して

ネット上で好きなデザインを選び

必要な情報を打ち込んで

できあがる仕事はオペレーター。

 

デザイナーは

なぜ名刺を作りたいのか?

誰にあてて渡すものなのか?

どこで配布するものなのか?

どういうことを伝えたいのか?

どういう思いでサービスを提供しているのか?

会社のコーポレートカラーは?

会社の理念は?

この名刺でどうなっていきたいのか?

などなど

 

情報を整理して作り上げて行く。

文字のフォント、大きさ、

写真の配置、トリミング、

全体の色な全てに意味がある。

 

デザイナーとして

求められていること。

どうしたら、デザイナーにできることを

分かってもらえるのか。

そこがダマリの課題。