2020
29
May

デザインコラム

BTCトライアングルって知ってる?

BTCトライアングルって知ってる?

ほとんどの人が知らないと思うので

ここに、自分のメモがてら

書き込んでいこうと思う。

 

ダマリにはメンターがいないので

自分が尊敬するクリエイターの

本や動画を片っ端から見漁って

勝手にメンターにしている。

 

そんな中で、

とても興味深い話があった。

それがBTCトライアングル。

BTCってなに?

B Business

T Technology

C Creativity

 

この三角関係が

イノベーションを生み出す

組織の理想型。だと

Takram 代表 田川欣哉さんが

いっている。

 

これまでの日本のビジネスは

BとTで成り立ってきた。

良い製品を作り、売る。

例えば

ネジを作る人。(テクノロジー)

ネジを売る人。(ビジネス)

ここまでは理解しやすいだろう。

 

でも、ここに

ネジをデザインする人。(クリエイティビティ)

となると想像できるだろうか?

 

ネジをデザイン?

ネジに色をつけるの?

ネジが変わった形をしているの?

そう思う人が多いと思う。

 

クリエイティビティ、デザインというのは

装飾だけのことを指しているのではない。

分かりやすいのはiPhoneかな。

性能もデザインも兼ね備えたビジネスツール。

 

iPhoneの会社Apple。

最初はBTで成り立っている会社だった。

そこに、家庭用コンピューターとして

クリエイティビティ要素をいれたのが

スティーブン・ジョブス。

彼は、ビジネスマンであり技術者であり

クリエイターでもある。

 

ここまで読んでくださった方。

「それは大企業の話で、個人には関係ないでしょ?」

と思う人も多いだろう。

 

BTCは、企業だけの話ではない。

農業にデザインを。

漁業にデザインを。

サービス業にデザインを。

製造業にデザインを。

 

デザインは、ビジネスを加速させる

問題を解決するツールだ。

今「ブランディング」という言葉が

出回るようになったが

ブランディングとは

価値がないものを価値あるものにすること。

見た目をコントロールすること。

 

社会の中での存在感を

デザインの力で戦略的に

作っていくこと。

 

どんなに良い商品を技術を持っていても

今回のコロナで閉店せざるを得ない企業が

たくさん出てきた。

その多くはBT型だったのだろうと思う。

そこにCがあったなら?
ブランディングされていた企業・個人事業なら?

 

これからはBTC型が

世界から求められる。

ダマリをそこを目指し

企業や個人事業主の方々の

お役に立っていければと。

 

がんばります!