2020
28
Jun

デザインコラム

アウトプットできてる?

 

先日、ある企業の方とのお話の中で

地方の企業・団体、行政などに足りていない

残念に感じたことがあった。

それは「アウトプット」

ここで言うアウトプットは結果の意。

 

行き当たりばったりで

ものごとを進めていないか?

ただの流行りにのって

事業を始めようとしていないか?

 

特に行政にはガッカリしていて。

NHK大河ドラマ「西郷どん」の波にのっかろうと作った

総事業費6億6800万円の観光物産展は

結局客足が途絶え7カ月で閉店したとか。。。

こういうのって、地方あるある。

 

今日も「霧島ガストロミー」という

いわば、地方ブランド認定をして

それを世の中に広める

認定募集のチラシを見たところだけど

 

使用している写真やデザインは綺麗だけど

内容が頭に入ってこない。

ちょっと理解しづらい。

 

アウトプットはどうなっている?

ブランド認定されたものたちの

その結果は、どうなってる?

そこを知りたいけど

サイトにも載っていない。

 

どんなことにも言えるけど

何かを始めるときは

皆んな真剣で、目立つこと

何か見た目がかっこいいこと

突発的にニュースになること

そういうことには懸命だけど

それを持続化させる

耐久力はない。

 

日本は、ビジネスや技術は高いけど

「アウトプット」が下手だと言われている。

アウトプットは、ブランディングにおける

耐久力がとても重要になってくる。

 

ダマリが地元に帰ってきて

一番がっかりしていて

いつかダマリの手で変えられるものなら

変えていきたいもの。

それは市役所。

市役所内は雑多で、ありとあらゆる情報が

バラバラに貼られて、なにがなんだか分からない。

継ぎ接ぎだらけ。

 

企業においても大切だけど

行政がまずブランディングを理解して

その先駆けをいき、見本をみせるべきではないか?

 

地元霧島を、ブランディングデザインできるようになるために

腕を磨かなくては。