島唄公演のポスターデザイン制作

島唄の、ぎゅっと胸をしめつけられる
切ない感じを表現した
ノスタルジックなポスターデザインです。

島唄とは、一義に奄美群島で歌われる奄美民謡のことで「シマ」の唄を指します。
琉球語の「シマ(島)」には、標準語で使用する「島(island)」の他に
「村落(village)」の意味があります。

琉球列島の奄美群島・沖縄・先島の住民は
琉球王国時代からシマ(村落)ごとに社会を形成していたため
シマごとに決まり事や習俗は微妙に異なり、シマで歌われる唄も多種多様だったようです。

島唄は、仲間うちでは歌あそびとなり
年中行事の八月踊りでは集団の掛け合い歌「歌掛け」となります。
この歌掛けが、なかなか聞いていて面白いもので
即興の「歌の会話」といったほうがわかりやすいかもしれませんね(^^)

唄の内容は、集落毎の労働唄や、伝承を歌詞にした唄、恋の唄
呪術の一種である唄などを口伝によって伝えてきたものが多く
「楽譜」というものがないので、耳で聞いて実践して覚えるしかないのです。

奄美の島唄は、なぜか切なく哀愁ただよう唄が多く感じるのは
唄者がファルセットのような裏声を使うからでしょうか。
奄美三線は、沖縄三線と異なり高い音を出すからでしょうか。
とにかく、島唄を聞くと、胸がぎゅっつ、、、となります。

この胸をしめつけられる切ない感じは、どこか懐かしい感じを憶え
明るい空の下!っというよりは、夕日の海辺を思い浮かべます。
夕方になると、「早く、温かい家に帰ろう」って人恋しくなる時間帯ですよね。
その感じと島唄は似ていると思うのです。

どこかノスタルジックな感じを表現したくて
このお仕事のお話をいただいた時にすぐに思いついたのは「3丁目の夕日」でした。
よし。昭和感をだすぞ!とコンセプトが決まり
このような感じに仕上がりました(A3サイズ)。

ちょっと苦戦したのは、写真を加工して絵画風にすること。
でしたが、なかなか面白かったです。