今日は、私が高校時代から崇めているダリの
101歳の誕生日です!
私とダリとの出会いは、高校の国語の自習時間の図書室。
もともと絵に興味があった私は、画集をいろいろ見て
目にとまって、心にヒットしたのがダリだった。
まぁ、あの頃といえば誰でもダリのリアリズムには「すげぇ」と思うだろう。
マグリットだのなんだのと、好きな人が多かった。
私は、そのリアリズムに美術のクラブで挑戦してみた。
挑戦した絵は”ナルシスの変貌”という作品。
単なる模写だが、かなりその模写は困難で楽しかった。
一番難しそうな絵をチョイスしたのだ。
模写は単なる真似だが、それはとても奥が深い。
ダリの気持ちがわかるような気がしてくるのだ。
下書きをして、色を混ぜ、丁寧に塗ってゆく…
私はものすごく満足できるまでに仕上げた。
それからというのも、私はダリに関するものは読んだり購入したりと
共に人生を歩んで来た。きっとこれからもそうだと思う。
“おまえ、顔がダリに似てるよな”と以前勤めていた会社のカメラマンに言われた。
すげぇ嬉しかった。ダリは第2の私の父なのだ。
そんな父に今年の夏は、やっと会えそうだ。