2016
26
Sep

デザインコラム

AR(Augmented Reality)/拡張現実

©大野印刷株式会社

 

以前、営業メールを別府市内の印刷会社、制作会社に8件送った。

そのうち2社から返事が来た。

 

1社は、「価格設定を教えてください。」とメールがあり

もう1社は、「実際に作品を見せてください」と企業訪問させていただくことに。

 

その有難いお言葉をいただいた印刷会社が

大野印刷株式会社 様

 

 

今日が、その企業訪問の日で 10:30でアポをとらせていたのにも関わらず なんと、到着11:20、、、、

言い訳にしかならないが、一般道大渋滞。

高速道路を使おうにも、通行止め。

はっきり言って、泣きたかったし、遅れる電話を入れた時点で、「もう来なくていいです」って

言われる覚悟だったのに、

 

お話を聞いてくださった、取締役工場長の松川さんは、

「私も今朝、渋滞で遅刻寸前でしたよ(^^)」なんてフォローしてくださいました。

 

もう、最悪。遅刻した時点で、信用ゼロ!

渋滞だろうがなんだろうが、全て言い訳です。はい、、、

 

そんな中、私の制作実績作品集をみていただき、

そして大野印刷さんが、今、力をいれているARについて

話を色々聞かせてもらった。

 

AR(Augmented Reality)/拡張現実 とは?

 

「AR(拡張現実)」とは、拡張現実感(Augmented Reality)の頭文字をとった言葉であり、

「実空間(環境)」の中に「デジタル情報」を重ね合せ、「現実世界」にリンクし、

あるはずのないものをモニター上に表示させて「拡張」した現実を見せる技術です。

 

このARを印刷物に取り込むとどうなるか???

例えば、毎年恒例の夏祭りパンフレットが手元にあるとする。

 

で、花火大会の写真や、舞台演舞の写真が載っているとしよう。

ARを読み取るアプリをあらかじめ、スマホに入れておく。

 

そして、そのアプリで花火大会の写真にスマホをかざすと、、、

なんとなんと、そのパンフレットの花火写真が花火の画像となって動き出す!音もでる!!!

 

分かりやすく言うと、ハリポタの世界で ポスターの中の写真が動いていたり、新聞の写真が動いていたり、、、

これがスマホの画面を通して可能になる! (↑分かりにくい?)

 

例えば、名刺にAR用に制作して、 その名刺にアプリをかざすと、

本人の画像が登場し、自己紹介動画が流れ出す! みたいな。

 

いやぁ~~~~~ビックリしちゃう。

ARを使用している広告って、今、結構どこでもやっているみたいで

私はなんと、井の中の蛙なのだろう。。。っと恥ずかしかった。

(今、大流行のポケモンGoもAR)

 

この動画を制作できるようになったら、

広告制作に使用できるなぁ~~~~って単純に思ったけど、

この動画制作が結構、大変なようだ。

 

印刷物だから、紙媒体だから出来る面白いこと。

こういうことを考えるのが

未来の、現在のグラフィックデザイナーなのだろう。

 

 

大野印刷株式会社

http://ohno-print.com/index.html