2018
21
Jun

雑記

今観ているアニメ「ロミオの青い空」を観て思うこと。

 

Netflixにupされている

「世界名作劇場」の気になるものを片っ端から観ている。

これが、なかなか面白い。

 

今までに観終えたのは

「赤毛のアン」「小公女セーラ」「ペリーヌ物語」「ふしぎな島のフローネ」「七つの海のティコ」。

これまで全て女の子の主人公だった。

 

今回観ている「ロミオの青い空」は

男の子の主人公。舞台はイタリア・ミラノ。

 

世界名作劇場って、残酷なシーンが結構多いし、

日本に住む平和な子供たちが、物語を観て

どのくらい理解しているのだろうか?と毎回思う。

 

小学生の頃、「小公女セーラ」を観ていたけど

覚えているのは、いじめられるセーラや部屋のネズミと仲良くなるシーンとか、そんなもので

インドから引っ越して来てイギリス・ロンドンが舞台だなんて当時はわかっちゃいなかった。

 

「ロミオの青い空」は、初めて観る物語。

スイスにある田舎の貧しい家に住む11歳少年ロミオが

家族のために、「人買い」に自分を売り、イタリアの大都市ミラノで煙突掃除夫として働く。

 

ミラノでは、色々なことに巻き込まれるが

煙突掃除夫として働く仲間と共に、たくましく生きるロミオ。

字が読めなかったが、懸命に読めるようになる姿も泣ける。

 

宮崎駿監督も言っていたが

少年少女の10歳、11歳というのは幼さがありながらも

大人になる手前の魅力がある。

 

となりのトトロ さつき10歳

おもひでポロポロ タエ子10歳

千と千尋の神隠し 千尋10歳

赤毛のアン アン11歳

小公女セーラ セーラ10歳

七つの海のティコ ななみ11歳

ロミオの青い空 ロミオ11歳

 

現代でも、ミラノでは煙突掃除夫として働く少年たちがいるのだろうか?

とても過酷な仕事だ。

 

今までミラノにはあまり興味がなかったが

「ロミオと青い空」の影響で興味が湧いて来た。

 

世界名作劇場は、「なるほどザ・ワールド」なみに歴史や文化がわかって

とても面白い。大人になって観ると理解が深まる。

映画もいいけど、名作劇場のアニメもおすすめ。