ダマリ紀行

[USA_ラスベガス]ベガスでの苦い想い

ダマリは、2010年に世界放浪の旅へ出た。サンフランシスコから旅を始めたが、はじめは、ワクワクどころか恐怖心だらけだった。

サンフランシスコを堪能したら、帰国しよう。やっぱり、私には世界放浪なんて怖くてできない。自分でルートを決めて移動して行くなんて無謀すぎる………

こんな思いを抱きつつ、サンフランシスコ5日間を過ごし「とりあえず、次まで移動してみよう」と勇気を振り絞り、長距離バスで「ラスベガス」を目指した。

パチンコもスロットも、カジノ関連は何も分からないのに、なぜダマリはラスベガスへ向かったのか?旅に出る前に、ネットでラスベガスからレンタカーを借りる手配をしていて、グランドサークルを回る予定にしていた。

予定通り、ベガスにてレンタカーの受付を済ませ、車の鍵を受け取り、駐車場へ向かったが、向かう途中で、かなりの恐怖心がダマリを襲ってきた。日本でも運転がままならないのに、アメリカの左ハンドル、右側通行で運転できるのか?たった一人で荒野を走り、モーテルを転々としながら、本当に回れるのか?

やめとけ、ダマリ。事故でも起こしたらどうする?グランドキャニオンやアンテロープ、モニュメントバレーに行きたいのなら、ツアーで行った方が断然良い!ここで、鍵を返すんだダマリ!

結局、鍵を返し、アメリカレンタカーの旅の計画は簡単に崩れ去った。が、恐怖や不安の重圧から解放されたダマリは、急にワクワクして楽しくなってきた!自分で自分の首を締めていたのがアホらしい!

そこからのダマリは、ハイテンション!カジノはできないものの、至る場所で飲み食いし、色々なホテルを散策して回った。そして、そんな中で偶然見つけたのがホテル・ミラージュにデカデカと掲げられたビートルズの看板!

どうやら、ビートルズとコラボしたシルクドソレイユの舞台があるようで、ダマリのボルテージは最高潮に!!!きっと、これを観るためにダマリは、ベガスに呼ばれたんだ!

さっそくミラージュへ潜入!劇場がある階へ急ぐ。劇場がある階には、ビートルズ仕様のカジノ。ビートルズグッズが売っているショップもあった。

訳も分からない状態で、チケット売り場へ。とりあえず、一番安いチケットを購入。

サンフランシスコ、ラスベガスを楽しんだら帰国しよう。そう思っていたダマリだったが、ビートルズのショーを観終わると、それまでの怖気付いていたダマリはいなくなっていた。

旅は計画通りにはいかない。こうして、旅の序盤にビートルズのショーを観られるというサプライズが起きた。きっと、ここから繋がって行く旅は、きっとその繰り返しなのだろう。よし、次へ移動だ!

ベガスから長距離バスで、メキシコ国境がある街「エル・パソ」へ。そこから約1年の旅が続いた。

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