2021
29
Oct

デザインコラム

セブンイレブン キリマンジャロの広告について思ったこと

ダマリは、セブンイレブンのコーヒー大好きマン。特に、このキリマンジャロは好き。今日も、キリマンジャロをコポコポとセブンで入れながら、天井から下がっている広告をマジマジと見ていた。

「かっこいい…。」
じゃぁなぜ、かっこいいと感じるのか?広告を見る際は、いつも自分に問う。

まず、セブンイレブンのホットコーヒー専用容器は、エンボス仕上げ。そして、キリマンジャロのこの深い青色が「高級感」を出している。そのエンボス感と深い青色を写真でうまく捉えていて、湯気もバランスよく立ち上がり、シズル感がよく出ている。(実際撮影するときは、タバコの煙を使うことがある。今はデジタル加工かな)

湯気を写真で表現するためには、背景は黒バック。そこに、金色に近い文字でキャッチコピーの「香る極深」。他の情報は、白抜きで余計な装飾はしない。書体は明朝系でスッキリと。セブンイレブンのロゴ周りは、ゴシック系で。

そして、この広告で効いているのは、コーヒー豆の「赤色」。黒バック、深い青色だけでは、地味な広告になってしまうが、差し色でコーヒー豆の「赤色」が入ることで全体がビシッと決まる。かっこいい〜〜〜〜〜。