






Client:こねり柿園
Size:スリーブ箱/個包装6種
Comment:
福岡県築上郡にある『柿のデパートこねり柿園』さまの、干し柿用スリーブ箱と個包装パッケージデザイン。以前、出荷用のロゴラベルデザインもさせていただいた。今回は、干し柿、柿氷、ドライチップのパッケージを同時進行でさせていただき、打ち合わせから納品まで約8カ月かけたプロジェクトとなった。
園主の大石みゆきさんの思いは、父である『よのちゃん』の手がけた柿愛を、一年中みなさまにお届けしたい!こと。柿の旬は9月中旬から12月末。収穫ピーク時は、どうしても売り捌けずに廃棄してきた柿たち。残ってしまう柿を加工品にする取り組みを始めた。
干し柿は、周りからの要望がお父様の代からあったそうで、こねり柿園さんは何度も試作を重ねてきた。打ち合わせ後に、試作品を送っていただいて試食させていただいたのだが、これがとても甘くて美味しい!
私は、干し柿パッケージのコンセプトを柿のようにあげた。
⚫ ダイレクトに伝わる干し柿を連想させるデザイン
⚫ 愛情たっぷりの柿を表現するために、一個だけハート型に
⚫ 干し柿の本物の美味さを伝えるべく率直で嘘のないシンプルなデザイン
⚫ 1箱3,300円(6コ入)の価格帯に合うカートン型(引き出し型)
⚫ 柿の葉を印刷した薄紙に、干し柿を包む (6種類ほどの柿の葉を使用し、カラフルに)
⚫ お土産に持っていきたくなる、箱を開けた時のサプライズ感
⚫ ネーミングを付けずに、「干し柿」でストレートに分かりやすく
以上を踏まえたものが出来上がった。ぜひ、こねり柿園さまの干し柿を味わっていただきたい。

