デザインで大切にしていること3つ
❶ アイデア
クライアント様からよく「良いアイデアがあったら教えてください」と言われることがあります。世間的に「クリエイティブな人間はセンスが良いからパッと良いアイデアが閃く」と思われていますが、それはちょっと違います。「製品・サービスをもっと多くの人に知ってほしい!売り上げをあげたい!」←この問題の答え(=アイデア)は、クライアント様がすでに持っています。
よくデザイン業界で言われているのは、デザイナーは医者のようなもので、クライアント様から問診をとり、そこから問題解決の糸口を見つけていきます。問診を繰り返し、問題の本質を引き出しながら、アイデア(=答え)を導きだします。
❷ コンセプト
問診を繰り返しアイデアが出たら、コンセプト(概念)を研ぎ澄ませていきます。クライアント様とデザイナーの考え方の方向性を一致させ、照準をあわせます。方向性の違うデザインは、いつまで経ってもクライアント様に納得してもらえません。
「デザインのことは良くわからないから任せますよ!」と良く言われますが、そういうクライアント様に限って修正も多くなりがちです。そうならないためにも、制作側に丸投げではなく、クライアント様側にも考えていただき、細部まで共有したデザインを提供させていただきます。
❸ シンプル
ダマリデザイン室では、なるべくシンプルなモノを提供できるように心がけています。シンプル=簡単・単純 という風に捉えがちですが、シンプルほど難しいデザインはありません。シンプルというのは、沢山の情報を整理し、社会に伝わりやすくするように「本質」を残す作業をおこないます。足し算ではなく、引き算です。
世の中の人々は、毎日沢山の情報処理を迫られています。あらゆるモノを見聞きし、脳内で情報をアクセク整理しています。そんな中で複雑なモノは把握されづらく、単純明快なモノほど理解されやすい。シンプルというのは潔く、とても強いものです。飽きのこない、耐久性のあるデザインを提供させていただきます。