Client:訪問看護ステーション きみかげナース 代表・看護師 鈴川 純子
Size:Kindle版
Title:母を家で看取る。末期ガンの母親との在宅20日間の記録—訪問看護ステーション経営者として、看護師として、娘として—
Writter:なまず美紀
Comment:
長年の母娘の確執に折り合いをつけながら、切なく穏やかに日々を過ごす母娘と家族の20日間を、赤裸々に語ったAmazon Kindle電子書籍『母を家で看取る。末期ガンの母親との在宅20日間の記録—訪問看護ステーション経営者として、看護師として、娘として—』の装丁デザイン・出版代行。
「母の四十九日にあたる9月9日に電子書籍を出版したいんです!」と、代表・看護師 鈴川純子さんより装丁デザイン・出版代行のご依頼をいただいた。オンラインで打ち合わせをさせていただき、お話を聞いているうちに、末期癌で亡くなったダマリの母と重なる部分が多く、どっぷりと感情移入してしまった。 鈴川さんが、訪問看護ステーションを設立した直後にお母様がガンに侵されていることを知り、お母様を自宅療養させる決心をし、訪問看護ステーション経営者として、看護師として、娘として、お母様の最期を看取った。お母様がお亡くなりになって、四十九日もたたないうちに、鈴川さんは記憶が鮮明なうちに文章を残された事は、本当にすごいこと。
Kindle出版代行をするにあたり、出来上がったばかりの文章を読ませていただき、ダマリ自身も、母を自宅療養をし看取ったので、あの日々がいい意味で蘇った。 打ち合わせの際に「表紙の写真をどうするか」という中で、お母様の好きな色は『秋色アジサイ』という話をきっかけに、「そういえば、母が亡くなった夕方にすごい写真が撮れたんです!」と見せていただいたのが表紙の写真。鈴川さんのお母様が亡くなった日、家の近くの海で撮った夕日だそうで、お母様の大好きな『秋色アジサイ』の空。表紙の写真は、これしかない!と即決だった。
ダマリ自身も、母を在宅療養で看取ったことを本当に良かったと思っている一人。《自分だけで看るのは、不安・怖い》という助けになってくれるのが、訪問看護の方達やヘルパーの方達だった。そして何より、自分の家で普段通りの生活音や匂いの中で過ごしながら療養できたことが、母にとって最善だったと実感。 出版するにあたり、ライターのなまず美紀さんとやりとりさせていただき、素敵な1冊をAmazon Kindleに送り出すことができた。必要な方に届きますように。