
Client:宮永 直美
Size:A5 /8ページ
Editor:櫻木よしこ
Project:POWER for Restart
Comment:
生きるチカラを育む、あなたの街の保健の先生、宮永直美さんのセルフマガジン。編集者・櫻木よしこさんとのプロジェクト、セルフマガジンプロデュース“POWER for Restart”。フリーランス保健師&看護師として活動されている宮永直美さんのセルフマガジンのデザイン制作をさせていただいた。義務教育ではなかなか教えてくれない、体のしくみを、わかりやすく、紐といているマガジン。
マガジン制作のお話をいただいたときに、私は、宮永さんと面識がなく、どういう人なんだろう?という初歩的なことから分析をはじめた。今は、いい時代。お客様と面識がなくても、Facebookである程度人柄がわかる。面識のないお客様からお仕事を頂いたときは、まず、その方がどういう人なのか?どういうライフスタイルで、どういう仕事をしていて、何が趣味なのか?などなど、分析。まあ、分析という大げさなものではなくて、今まで培ってきた自分自身の「感覚」が頼りだ。
編集者の櫻木さんと、宮永さんと3人でオンラインミーティングをしたり、実際、制作前に、ランチをする機会をいただいたので、ランチをさせていただいたのだが、今思えば、そのときは、まだまだ、宮永さんの「キャラクター」を掴めていなかった。私が、宮永さんの「キャラクター」を掴みだしたのは、メッセージのやりとりからだ。使うワードが独特で面白く、使う絵文字もシュールな感じ。体は小さくて細いけど、やることはスケールが大きくてダイナミック。なるほど、こういう人なんだ!とわかり始めた。
「セルフマガジン」は、その名の通り、自分自身のマガジン。その人の人柄が出ていないと、意味がないと思っていつも制作している。宮永さんのキャラクターがわかり始めるとどんどんデザインの方向性が掴めてきた。真面目だけど、おちゃめで、ひょうきんな方なので、そこを表現。ホワイトボードにラフに書いた字を表現したり、学生が手にとるような、固くないデザイン、色合いを心がけた。
宮永さんは、学校をまわり「カラダのしくみ」を教えたり、女性のためのためになる講座やイベントを勢力的に活動されている方。今後の活動にも注目大!