
妊娠後期に入ってからというもの
ダマリのYoutube漁りがはじまった。
そして、昨夜、自然にやっと腑に落ちた出産法Youtubeに出会えた。
それは、コチラ↓
「痛くない出産」というタイトルにひっかかり
あまり期待せずに観ていると、自然に涙が溢れて止まらなくなった。
なるほど、そうか!と目から鱗だった。
この映像は、ミュージシャンのMINMIさんが
自分自身の出産体験を語って、歌っているもの。
MINMIさんの出産に対する考え方が素晴らしい。
今までの出産の考え方は
陣痛という子宮の収縮で、赤ちゃんを外に押し出す。陣痛自体、赤ちゃんが発しているもの。
赤ちゃんが、どういう流れで産道を通って出産するかを想像して、それを助けてあげる。
↑ざっくり、こんな感じだった。
しかし、MINMIさんの考え方は
「自分が道になる」ということ。
「大丈夫、大丈夫、外の世界は楽しいよ〜!」と話しかけ応援する。
赤ちゃんは、パパやママに早く会いたくて出て来る。
それは、赤ちゃんにとっての「初めての勇気」
この勇気を、精一杯応援するのが出産時のママの役目だ。
この映像を観ながら、ダマリは思った。
人はどうして旅に出たくなるのか。
それは、出産の時から始まっていたんだ。
お腹から、こちらの世界に出て来る日は「初めての旅」。
行ったことのない場所は、勇気がいる。
飛行機などの移動手段が「産道」だ。
ママが痛がると、赤ちゃんは悲しい。だから
「ママは大丈夫だから、安心して出ておいで」
「そうそう!上手!右回りで出ておいで!」
と、とにかく痛みに集中せず、精一杯赤ちゃんにエールを送る。
ママに会いたくて暗闇を一人で旅する赤ちゃん。
母子一体となって、赤ちゃんが入国ゲートをくぐれるように。
新しい世界に着地できるように。
この映像を観るまでは「痛み」「陣痛」だけにフォーカスしてしまっていた。
だけど、赤ちゃんにとって初めての旅路。出発の日。
その門出を精一杯応援して、道を作ってあげなくちゃ。
●おまけ
陣痛は最大50秒らしい。
腹式呼吸をしながら1.2.3.4で思い切り吸って
5.6.7.8.9.10でゆーっくり吐く。
10秒10カウント×5セット!
呼吸とカウントに集中するからです。だから痛いなんていってる余裕なし。
そう考えると静かなお産も納得!