運転をして出かける際に、遭遇したくないもの。
動物達の車にひかれた亡骸。
人間達が我が物顔で道路を作り、動物達の獣道を奪っている。
中でも、毎回心を痛めるのが猫の亡骸。
猫を飼っているものとしては
本当に、どうしようもない気持ちになる。
以前、何かの記事で
猫の亡骸に囚われ、そこに可哀想だと思いを引きずると
あまりよくない。みたいな事が書かれていた。
ダマリの場合、猫の亡骸を見たら唱える言葉がある。
それは
「風になれ。風になれ。風になれ。」
どうして、「風になれ。」か?
これも以前何かの記事で読んだが
猫は火葬や土葬をするよりも「風葬」が好ましいようで、
沖縄や奄美大島でも、昔は人も風葬だったようだ。
それを知ってから、猫の亡骸をみると
もう魂は自由になって、風になったのだと思うようになった。
猫は、生きている頃から「風」を常に感じている。
愛猫を見ていると風が吹き込むたびに、鼻をひくひくさせて
風を感じているようにみえる。
暑い時は、涼しい風の通り道を知っているし
猫の人生そのものが、風のような生き方だ。
愛猫が亡くなったら、火葬だけは避けたい。
風葬も今の時代は、難しい。
実家の庭に埋めようと決めている。
今日、命を失くした猫達よ。
風になれ。風になれ。風になれ。