ダマリの息子の名前は「李衣(りい)」
よく女の子に間違えられる。
たぶん「衣」が付いているからだろう。
妊娠中に、名前を決めるわけだが
はじめは「りい」ではなかった。
妊娠後期ギリギリまで、実は「おさむ」だったww
なので、ダマリは、「おさむ〜〜〜〜」と
お腹に話しかけながら、過ごしていたのだが
最後の最後で、お義母さんの反対で「おさむ」は却下。
で、つぎの候補は、ダマリが思っていた「李(りー)」。
李は、李小龍(リー・シャウロン)からいただいた。
夫がブルース・リーの大ファンだったし
国際的な名前がいいと思っていたし。
一文字で良いと思っていたが、夫が「中国人に間違われる」と反対。
じゃあ、二文字で「りい」にしよう!
李は決まっていたが、「い」が決まらず。
そこから、漢字の意味をネットで調べまくった。
「李」の意味は、すもも。
桜梅桃李(おうばいとうり)ということわざがあり、
「桜」「梅」「桃」「李」はどれも独自の美しい花を咲かせるので、
それぞれの特徴を改めるのではなく、ありのまま活かすという意味がある。
多様性を認め、どこの国の人とでも仲良くなれる子に。
自分らしさを大切にして、李小龍のように強く優しい子に。
と願いを込めて。
「衣」の意味は、ころも。
ダマリの母が「キルトに綴る愛」という映画のビデオと詩を
成人式にプレゼントしてくれた。
その詩が、この「衣」を連想させた。
糸1本1本が縦横に合わさり、模様になる。
人生も同じ。人に出会い、人生の織物が出来上がる。
沢山の人に出会い、人を優しく包み込む、おおらかな子に。
と願いを込めて。