2005
29
May

ダマリ紀行, 雑記

ルーツ(島の血)

今日の天候晴れ。
午前中の社交ダンスのレッスンを終え
午後から母と祖母(母方)とドライブに出かけた。

行き先は祖母が生まれ育った集落。
(奄美大島の住用村:見里)
私は初めて連れて行ってもらった。

祖母がここの所元気がなく、
ずっと部屋にこもりきりだったため
今日は外に連れ出す事にしたのだ。
自分の生まれ育った集落でも見れば
元気がでるだろうと、母が言い出した。

見里に到着したとたん、
祖母の口数が増え出した。
ここは誰誰の家だの、ここの河で貝をとっただの…。

集落を車でゆっくり回った。
所さんの番組のように
「第一村人発見!!!」てな感じで発見する人々は
ほとんど祖母の親戚や従妹、知人だった。

人に会う度「○○さんじゃがね!!!」と話に花が咲く。
私はそんな風景を見て嬉しくなった。

昔ながらの島の風景が見里にはあった。
母も小学の頃少しだけ住んだ事があるという。

かつて祖母の母(曾婆ちゃん)の家があった場所は
駐車場になっていて、
母は、その家の間取りを教えてくれた。

私はそんな見里を歩きながら、
自分のルーツが少し見えた気がして
なんとも言えない気持ちになった。

今まではずっと父方の田舎しか知らなかったが
母方と父方のルーツがあって私が存在するんだと。

少しではあるけど私の中にも
確実に島の血が流れているんだなぁって
少し感動した。