2005
7
Jun

RAMDOM NOTES

中3の思い出(卒業制作)

私が働いている本屋は名瀬市の繁華街の商店街にある。
そのため、商店街に流れている有線が聞こえる。
特に私のデスクがある事務所3Fは、
反響のせいもあり倍に聞こえる。

今日はなぜかユーミンがいろいろかかっていた。
“あの日に帰りたい”やらなんやら…。
ユーミンには思い出がある。

それは中3の時に作った卒業制作のオルゴール。
彫刻刀で木箱を彫って、
中に好きな曲のオルゴールを設置するもの。
私は、オルゴールの選曲をユーミンの”卒業写真”にした。

その時期、私には好きな人がいて
そいつのオルゴール箱に
下書きをしてあげたり(絵が得意だったので)
オルゴールの曲も一緒でいいと言うので
同じ曲を申し込んだのだ。

なのにねぇ…。
私は知ってしまったのだよ。
そのオルゴールが完成する間際。
そいつが曲を変更していたのを…。
それも、そいつが好きだった子と同じ曲。
(好きな子を知っていたのです)

全くね。
ふられるの分かっていたけど告白しましたけどね。
案の定ふられましたが…。

まぁあれから何年か経って、22歳の時に同窓会があって
そいつがそのオルゴールの話を持ち掛けてきた。
「昔の事は忘れようぜ!」と朗らかに笑っていた。

懐かしいな。あの日々。