ダマリは「ポーカーフェイス」の人が苦手だ。特に綺麗な女性が愛想笑いもなく、淡々としていると、ロボットのようで苦手だし、威圧感を感じる。
しょっちゅう怒って哀しんでばかりなのは、いかがなもんかとは思うけど、必要な時は怒って泣いて。そして喜んで楽しんでいるのを、思いっきり爆発させている人が、魅力的だし好きだ。
とはいえ「ポーカーフェイス」の人は、何か問題を抱えている人が多いように思う。自分自身の感情を抑えているのだから、それを抑える要因があるのだろう。
感情を抑えていると、どんどん自分自身が見えなくなって、他人にも無関心になっていく。だから、他人の気持ちもわからなくなる。
ダマリは、はじめて新社会人になったころ、女性の上司にこう言われた。
「愛想笑いは、やめて。笑ってごまかさないで」
このことが、ものすごくショックだった。「笑う」ことがNGだなんて、そりゃないよ。動物の中で、唯一人間だけが「笑える」能力を持っているというのに。それが、気に食わない人もいるということだ。
でも、良く見てよ。ドラマも映画も、アニメも。主人公のほとんどは、喜怒哀楽が素直に出せている、感情豊かなキャラクターではないか?だからこそ、みんな共感し、見続けるのではないか。
ダマリは、野比のび太でありたいな。