今朝は燃えるゴミの日だった。すると、ゴミ袋の中にカフェオレの空き缶が数本見えた。
「まただ……」
今まで、こんなゴミの捨て方をする人はいなかったのに、3週連続カフェオレ缶を混入して捨てている。きっと《よそもの》だ。こうした分別されていないゴミは、そのまま放置されるため、毎週たまっていく。
ダマリが住む区域は、空港が近いため、レンタカーや駐車場を営んでいるところが多い。そういう会社が、指定のゴミ箱には捨てず、住民のゴミ捨て場に捨てるという問題が多々起きている。ドライブスルーのように捨てていくのだ。
燃えるゴミと資源ゴミの分別すらできんのか。きっと日頃の行いも経営も良くないだろう。車からタバコのポイ捨て、買い食いの包装フィルムや空き箱のポイ捨て。そういうことができる心理が理解できない。ダマリの3歳になる息子にも「ゴミはゴミ箱に」とお話しし、できているというのに。
以前、ドライブをしている時に、道路端にこんな言葉が書かれたものが立てられていた。
《ゴミは心のゴミ》
シンプルな言い回しに、ドキッとさせられた。ゴミ捨てのルールを守らない人、ポイ捨てをする人、そういう人は皆、心がゴミだらけなんだ。だから、そういうことを平気でできるんだ。
一体いつまで、カフェオレ缶を混入しながら捨て続けるのだろう。監視カメラを付けて脅すまで?いつの日かゴミ収集車が回収するまで?他人が分けて捨ててくれるまで?——どうなるのだろう。