グランドキャニオンよりも2倍深い渓谷 コルカキャニオン
私が親に、心から感謝した場所、ペルーのコルカキャニオン。
コルカとは、スペイン語でコンドルのこと。
有名な「コンドルは飛んでいく」を連想させる旅行者には人気のある渓谷。
なぜ私が親に、心から感謝したのか。
それは、心配だった高山病も軽く済み、元気にツアーを楽しる体をもらったから。
こんなに丈夫な体をありがとう、お父さん、お母さん。
コルカキャニオンは、アレキパから170km離れた場所にあり
途中標高5000m近い場所を通過しなければならない。
私が参加したツアー会社のワゴン車には、7名のツーリストが乗車。
そのうち2名は、高山病でずっと寝たきり、、、楽しむ間もない。
高山病になったのは、ベルギー人とフランス人だったが、白人の人が真っ青になると
本当に死ぬのではないか!?と思うくらいに青白くなる。
ずっと、酸素ボンベしていたっけな、、、
私も、だんだん標高が高くなるにつれ、なんだか頭が重く二日酔いみたいな感覚になった。
一番高い場所にいることを知らされると、より体が鉛のように重く感じた。
たぶん、旅の疲れもある。
私は、地上絵で有名なナスカの町で、1泊2日の”コルカキャニオンツアー”を申込んだ。
ナスカからアレキパまで長距離バスで9時間。
アレキパという町に到着するやいなや
休む間もなく、ツアーのワゴンに乗り込んだ、強行スケジュール…。
またそこから4時間半のワゴン車移動なわけで。
アンデス パンパに生息するリャマ
アレキパから出発して、標高3000~5000m級の山をゆく。
富士山より高い場所をドライブ…というのが不思議な感覚。
コカの葉 おまじないにも使用する
コカとムニャのハーブティ 緑茶の味に似ている 高山病予防になる
私は、高山病にはなりたくない!っと、とにかくコカの葉が練り込まれている
チューイングキャンディーを噛んだり、コカの葉自体を噛んだり、
ムニャというアンデスに自生しているハーブのお茶を飲んで
自分なりに緩和していた。
アンデス山脈 下に棚田が見える。色とりどりの工芸品が美しい。
コンドル見学がメインのツアーだが、霧が出たために1羽しか見ることができなかった、、、。
でも、移動中の車窓は見たことのない風景ばかりで、最高。空が近い。
リャマやアルパカ、ビクーニャがのびのびと生活している。
ツアーで泊まるチバイ村の近くには温泉もあった。温泉につかると高山病が緩和されるらしい。
少しぬるめだったけど、とても気持ちが良かった。
リアルドーラおばさんことチョリータが、ペルーには沢山いる。
あまりの標高の高さに、私のiPodが動かない!というハプニングが。
iPodが高山病になったのだ、、、
2500mの標高にあるアレキパに戻ると、無事に動きだしたけどね。
コルカキャニオンツアーを終えた私は、アレキパに到着。
アレキパは陽も沈みかけていて、ツアー参加者はホテルに戻っていく。
私には、帰るホテルなどなかった。宿も決めていなかった。
あるのは、日本人宿の住所と電話番号を走り書きした紙。
でも、どうにかなるさ。って思える自分がそこにいた。
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