硫黄臭いエリアに入る。
湯煙がところどころから吹き出ている
別府市の「明礬(みょうばん)エリア」。
私の実家がある鹿児島県霧島市にも硫黄臭いエリアがあるが、
そこを思わせる臭いと光景。
その中でも一段と目を引く建物がある。その温泉へ行ってみることに。
明礬みょうばん・湯の里 別府市明礬
道路沿いに見えるこの藁葺き屋根は何???
竪穴式住居???民俗村???
「みょうばん・湯の里」に駐車して、入り口で出迎えてくれるのは この情緒たっぷりな小屋。
実はこれ、「湯の花」を作る湯の花小屋。
「別府の湯の花」を製造する技術が、平成18年3月国の”重要無形民俗文化財”に指定されたようだ。
湯の花小屋の見学は誰でも入れる。
「湯の花」とは明礬温泉の地表から噴出する温泉ガスから採取した結晶で、
薬用効果の高い天然入浴剤。
白く美しい「湯の花」は温泉成分そのもの。
湯の花って、幼いころ家にあった記憶があるけど白じゃなく、黄色だった。
あの湯の花はたぶん、鹿児島霧島のものだっただろう。 湯の花っていうより、硫黄かww??
ここ「みょうばん・湯の里」には、 大露天風呂と家族風呂がある。
この小屋を1時間2000円で貸切にできるのはお安い!贅沢ぅ!
家族風呂を横目に、大露天風呂は敷地内の一番上の方にある。
さ、どんどん上って行こう。
大露天風呂へ上る道の途中に、見学用の温泉がある。
めちゃくちゃミルキィライトブルー!!!
綺麗だなぁ。やっぱ、無色透明よりテンションあがる!
はい!到着。ここが大露天風呂の入り口。
大人600円・小人(4歳~小学生)300円、発券機で購入して受付のおじさんに渡す。
露天風呂に入る前に、私が必ず買うもの。
それは、水!
脱水症状にならないように水は必ず持って入る。
さて、さて、今日のお湯はそんな感じかなぁ***
まずは、体を洗って内湯に浸かる。
内湯には、私とおばさんが二人きり。
するとおばさんが「HOT???」 と話しかけてきた。
あれ?日本人じゃないんだなぁ。台湾人かな。
「NO HOT. Where are you from?」
「KOREA. Are you japanese?」
「Yes,I’m Japanesse. I have been to Korea twice」
「I’m fourth time. My son lives in Tokyo」
こうして、韓国おばさんと色々話ができて 私まで旅行気分になれた。
露天風呂に入るときは、
毎回「ぬるいな~~~」ってはじめは感じるけど
次第にポカポカしてくる。これが温泉の効能なんだろう。
みょうばんが効いていて、お肌がヌルヌル!
化粧水の中に入っているかのよう。
おまけにミルキィブルーがたまらぁ~~~~ん。
少し、人が多くて心ゆくまで堪能はできなかったけど
韓国おばさんと出会えたから良しとしよう。
「アンニョォ~~~ン」と言って笑顔でバイバイ*
帰りに、温泉の蒸気で蒸した「チマキ」を購入。
200円。 豚肉がゴロゴロ入っていて美味しかった*
もっと寒い日に来たいなぁ。 今日という日に感謝。
温泉最高!
泉 質/単純酸性硫黄泉
浴用の適応症/神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
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