なるべく無駄な殺生はしたくない

写真）TEXAS Park and Wildlifeにて

今、お風呂を入れようと浴槽を掃除していたら、

小さいクモが紛れ込んでいて、

お湯を出すとともに、逃げ惑っていた。

このまま、排水溝に流すのは簡単だ。

ゴキブリだったら、きっと流しているが、、、

この子は助けるべきか。

すぐさま、手に乗せて外へ逃した。

ゴキブリ、ムカデ、蚊など、生活に悪影響を及ぼす虫は例外だけど、

なるべく小さい命は守りたい。

ハチの巣も、なるべくなら見守っていきたい。

無闇矢鱈に命を奪うのは、人間が傲慢に思えて

あまりしたくない。

仏教では、梅雨の時期

僧侶たちが安居（あんご）という修行に入る。

これは、雨期には草木が生え繁り、昆虫、蛇などの数多くの小動物が活動するため、

遊行（外での修行）をやめて一カ所に定住することにより、小動物に対する無用な殺生を防ぐという意味がある。

私は、この事を知ってから

梅雨時期に溢れる生命を、なるべく奪いたくない。と思うようになった。

しかしながら、食生活において

命をいただいている事にはかわりない。

成長ホルモン剤がたっぷり入った飼料で育った、牛、豚、鶏を食べ生かされている。

その事に、感謝しつつ、守れる命だけは守っていかねば

意味のない殺生をしている事に、気づけない自分には、なりたくない。

人間だけの地球ではない、という事は肝に銘じておきたい。

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