2018
8
Aug

雑記

完璧などない。だから、人に投げよう。

 

ダマリは、数年前まで「完璧主義者」だった。

これは、デザイナーをやっていく上で、とても厄介なもの。

完璧主義といのは、単なるエゴで、自己中と言える。

 

デザイン会社に勤めている頃から、

「お前は良いデザインをするが、時間がかかりすぎる」と言われていた。

この頃の自分は、単に自分は技量がない。と思っていたが

今思えば、「完璧」を目指すあまり、ゴールが見えず時間が足りなかったのだ。

 

このやり方は、かなりナンセンス。

自分の中で、あーでもない。こーでもない。と、考え込んで

時間ばかりが過ぎていく。

 

独りよがり。。。。

 

意味もなく徹夜をして、自分自身が疲れ果て

時間をかけて提出したデザインも、却下されたら

元も子もない。

 

過去のダマリに言ってやりたい。

「さっさと、人に投げろ!」

 

とりあえず、形がととのったら、人に投げよう。

一緒に仕事をしている仲間。クライアント。

途中で投げなくちゃ、その方向があっているかどうか分からない。

 

悩んでいても、時間ばかりが経過して

答えは見出せない。

 

今のダマリは、完璧を求めていない。

とにかく、一度全体が完成したら、投げる。

それで案外スムーズにいくものだ。

 

投げたものが間違っていたりしても

そこで、方向性が確定する。

 

クライアントに、思いとは逆の切り口を提示して

「こんなデザインにしたい」よりは「こんなデザインにはしたくない」を

聞き出せた方が、明確でわかりやすい。

 

人に投げて、前に進むことが

なにより大切だ。