ダマリの両親が離婚してから(ダマリ小学5年)
ばあちゃんちに泊まる事が多くなった。
当時のダマリの感覚から言えば、ばあちゃんちは気分転換の場所だった。
そんな、ばあちゃんちで覚えた食べ物を
ふと思い出し、懐かしく思うことがある。
今日は、一部をご紹介。
●茶節
鹿児島では、削った鰹節・味噌にお茶を注いで飲む風習がある。
ばあちゃんちの朝ごはんは、わざわざ味噌汁を作らずに茶節だった。
じいちゃんが鰹節を削る係。お椀に鰹節・自家製味噌に、自家栽培の緑茶を注ぐ。
●ごっくん卵
遠足や運動会の朝。学校のイベント行事がある時に、朝のんでいた「ごっくん卵」。
コップに生卵を割り、少し醤油を垂らす。それをかき混ぜずに、まるごと「ごっくん!」と飲み込む。
これが、ばあちゃんちの栄養ドリンク。
●がね
サツマイモをはじめとした自家製野菜を細切りのかき揚げ。
一般に知られているかき揚げよりも、衣が分厚くて甘い。
ばあちゃんが揚げたてを味見させてくれたっけ。
●ケーキ
ばあちゃんが言うケーキとは、手作りのホットケーキみたいなもの。
小麦粉・砂糖・卵・ソーダのみで生地を作り、焼いたもの。
これが甘くて美味しいのだ。
●ずし
ずし=寿司ではない。細かく切った椎茸・人参・ごぼう等
鶏ガラで煮詰めて味付けした具を炊いたご飯に混ぜる。
誕生日や人が集まる時に出てきたなぁ。
●きっこん汁
鶏ガラで、大根をメインとした人参・ごぼう・さつま揚げ・椎茸などを
汁ダクで煮たもの。
この汁をご飯にかけて食べるのが大好きだった。
●かしわ飯
鶏と鶏ガラ、椎茸・人参・ごぼう等の具材で炊いたご飯。
ガス釜で炊いていたため、そのおコゲがとっても美味しかった。
●梅酒・すもも酒
誕生日・クリスマス・お正月に特別に味見させてもらっていた。
ビールもコップ2cmくらいは、小学生から飲ませてもらっていたなぁ〜。
あげればきりがないけど、懐かしい。
今度帰省したら、ばあちゃんに料理の事聞いておかなくちゃ。