先日、夕飯に蕎麦を食べながら
祖父母のことを思い出していた。
年末になると、ばあちゃんが自分たちで育てた蕎麦の実を
地元の製粉場へ持っていき、蕎麦粉にしてもらって
それで手打ち蕎麦を作って年越し蕎麦にしていた。
ばあちゃんが切る麺の太さが
細かったり太かったりだったけど
蕎麦の香りがして、それがとても美味しかった。
出汁も地元の地鶏屋でガラを購入して作ったもの。
紅白歌合戦の後半あたりから、ばあちゃんが出汁を温める匂いが部屋に立ち込め
行く年来る年を見ながら、蕎麦をすする。幸せな時間だった。
ダマリが小学生のころ、祖父母の家に泊まると
いつもチクチクする枕だったことを思い出すが
それは蕎麦殻だったんだよね。
今になって、たくさんたくさん祖父母に聞きたいこと、学びたいことが沢山ある。
じいちゃんは天国。ばあちゃんは施設にいる。
ばあちゃんに、できる限り沢山話をしてもらいたい。
ばあちゃんとYoutuber目指すか(^^)
ダマリも蕎麦を育てて年末に自分がうった蕎麦で
年を越してみようかな。