ダマリの実家は、浄土真宗の仏教徒。
小さい頃は、お寺の保育園に通い
毎日仏様に手を合わせていた。
ダマリの中で、「宗教」という括りは存在しない。
無宗教でも、神を信じていなくても、
「祈る」場所があれば、救われると思っている。
仏壇や、納骨堂で手を合わせる。
ご先祖に感謝の意を伝える。
自分がここにいるということは
ご先祖様達から受け継いだ尊い命があるということ。
奄美大島に10年住んでいた頃は
お寺の代わりに、教会に足を運んでいた。
ミサに行くということではなくて
自分が自分と話したいときに
ヒンヤリした静かな教会はとても落ち着く。
世界へ旅に出た時も
無事に新しい土地に足を踏み入れられた時や
ふと目に入った教会に入り
無事に元気に過ごせているという感謝の意を伝えた。
ヒンドゥーの神様達がいるお寺や
イスラムのモスクも同じ。
どこに入っても、神聖な空気感は同じで
人々が祈りを捧げる姿が美しく
お香や花の香りに包まれ
「祈る」ということが
どんなに癒されるか感じることができる。
祈る場所は、ありますか?
自分で作った聖域でも良い、祭壇でも良い。
祈りが、あなたを少しでも救いますように。