家族・愛猫

ピアニスト清塚信也さんの曲を聴きながら思い出したピアノエピソード

ダマリの母は、宝塚音楽学校出身で歌手だった時代があった。そんな母が、「娘のピアノ演奏で歌いたい」という思いから自宅にピアノを購入し、ダマリにピアノを習わせた。

ダマリ的には、音楽教室に通いたかったがレッスンは自宅。先生が毎週1回来てくれていた。母は、その頃美容師で家の隣に店を構えていて、レッスンのピアノを音を聞くのを何よりも楽しみにしていた。

ピアノの発表会のドレスは、いつも母の手作り。今思うと、娘にピアノを弾かせる夢をかなえ、とても嬉しかったのだろう。

結局、両親が離婚し母がいなくなって、ダマリはピアノを辞めた。「レッスン料を払うから辞めないで欲しい」と母に言われていたが、ダマリ自身あまりピアノを弾くことは好きではなかった。

それでも時々、自分の好きな曲を弾いたりしていて、母が電話をかけてきて「何か弾いて聞かせて」と言われれば、電話越しにピアノを弾いていた。

ダマリのピアノ演奏で母は歌うことなく、この世を去った。KAWAIのピアノは、調律されることなく、ずっと自宅に放置されている。かわいそうに…。

ピアニスト清塚信也さんの演奏を聴きながら、そんなことを思い出し涙した温かい朝。

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