誰もが一度は映像や写真でみたことがあるであろう
リオ・デ・ジャネイロのキリスト像。
ここは「コルコバードの丘」と呼ばれている。
ポルトガル植民地からブラジル独立100周年を記念して創られた。
コルコバードの丘の標高は710m。
なぜそんな高い場所にわざわざ建てたのだろうか?
標高710mだが、ミニバスが丘の中腹まで出ていて
ヒーヒー息を切らして登る場所ではない。
エスカレーターもあり、さすが世界の観光地。
お!キリスト像の背中が近くなってきた!!!
「よくきたね〜、ダマリ!待ってたよ!」
キリスト像は、両手を広げ世界中の人々を出迎えてくれているかのようだった。
「ほら、ごらんなさい、ここから観るリオの眺めを。」
おぉ!リオの街が一望。でも、もやってんなぁ〜。残念。
見えている海岸は、ボタフォゴ海岸。
ダマリが泊まっているゲストハウスはこの辺り。
ニョキッと盛り上がった山は「ポン・ヂ・アスーカル(Pão de Açucar)」
ポン(パン)ヂ(の)アスーカル(砂糖)、砂糖パンという観光地でロープウェイがある。
ポン・ヂ・アスーカルの向こう側に、有名なコパカバーナとイパネマ海岸がある。
キリスト像は、高さ39.6m(内台座の高さが9.5m)。
写真では小さく見えるが、結構な迫力だった。
リオ・デ・ジャネイロ (Rio de Janeiro)という地名は
直訳ではRio(川)de(の)Janeiro(1月)で1月の川だが
「キリストの神様が見守る街」という意味もあるようで
キリスト教徒の多いブラジル人の信仰の深さを象徴する像となっている。
ダマリが行った時間帯は、午後16:00前だったため
キリスト像の正面が影になってしまっていた。
なので、いくなら午前中がオススメ!
キリスト像の裏手には、お土産やさんやカフェがあり、賑わっていた。
Tシャツくらい、買っておけば良かったな。
コルコバードの丘へのアクセスは「登山電車」が人気だったが
ダマリは、迷わずストレートに行けて効率よくアクセスしたかったため
それを利用せずコレクティーボ(乗合ミニバス)を利用した。
徒歩で行こうと思う方もいるかもしれないが、
ファベーラ(スラム街)を通らねばならないため、大変危険。
ちなみに、ゲストハウスからのコルコバードの丘。
どこからでもキリスト像を観られるのは、やはり安心感がある。
ブラジルの信者達が、高い場所に像を建てた気持ちがよく分かる。
ダマリブラジルの旅は
リオ・デ・ジャネイロ→サンパウロ→ブラジリアと
ここから続く。