インド・バラナシでの一枚。
人々が見下ろす先には「マニカルガート」という火葬場がある。
この時のバラナシは1月初旬で結構寒かった。
火葬場では3体程の人が焼かれていた。
日本ではありえない風景だけど
ここにくると、それが美しいとさえ感じる。
そして、周りはとても穏やかな空気が流れている。
もくもくと立ち込める煙、じっと火をみつめる人々。
焼かれた後に、そっとガンジス川に流される。
その横で、犬と牛が一緒になって
暖をとっていた。なんて、あたたかな光景だろう。
ダマリも、この輪の中に入りたくなって、一緒に暖をとった。
「平和」ってこういうことなんだよね。