デザインコラム

デザインは整理整頓そしてミニマム思考

ダマリは、散らかっているのが苦手。PCデスクトップもスマホ画面も、台所も机も本棚も。散らかっていると、思考も散らかる。そして散らかるということは、モノが多い。ということになる。

ダマリの家は、洋服や本・食器・雑貨などなど仕舞う場所が全て決まっている。グルーピングできないモノは「other box」に投げ込むだけ。そして、各場所に仕舞え込めなくなってきたら、キャパオーバーとみなし、売ったり譲ったり捨てたりする。

今、2歳の息子の絵本が次々に増えてきていて、赤ちゃんだった頃の絵本を売ってしまおうか。と時折思っていたが、絵本は息子にとってオモチャより「優先」すべきものなので、オモチャを断捨離し、絵本用にスペースを確保することにした。

この日常生活における整理整頓とミニマム思考が、デザイン制作においてとても重要になってくる。制作するものの「目的」をはっきりさせ、それを伝えるための情報を整理し、優先順位でグルーピングしていく。

グルーピングしていくと、フォントの種類・大きさが見え、色も何色を使用したら良いか見えてくる。レイアウトも自ずと優先順位順に並べられる。そして、必要ないものも分かり、さくさくミニマム化していく。シンプルに研ぎ澄ませばすますほど、人に伝わりやすいデザインになる。

デザイン会社に務めていた頃、新入社員にまず徹底してもらっていたのは、デスクトップの整理整頓とミニマム化。フォルダのグルーピングや、名前の付け方、場所の在り方。いらないものの削除。それができないと、デザインは始まらない。

デザインはビジュアルから入るのはもちろんだが、日頃から頭の中や身の回りを、整理整頓する習慣を始めると、あらゆるモノをロジックに考えられるようになる。その習慣がデザインセンスを磨く要素の一つではないか。いかに情報を整理し可視化できるか。それがデザイナーの仕事。と考えている。

コメント

この記事へのコメントはありません。