2022
27
Feb

デザインコラム

雑だとゴミになるが、整えると必要なものになる

毎日、息子を保育園に送り届けた後は、オモチャの片づけ。この時に毎回思うことは、オモチャの居場所をつくることで、それらはゴミにならないということ。

息子を観察していると、やはり散乱したままのオモチャは眼中に入らなくなり、へたすれば忘れ去る。「オモチャを大切に!」ということを教えるために、片付けの躾に関しては、少し厳しめにしている。

複雑な片づけは、こちらとしても苦痛なので、大きな箱を4つ用意。そこにポンポン投げ入れる作戦。「生き物(動物・魚・恐竜)の箱」「乗り物の箱」「おままごとの箱」「その他」。そして、よく遊ぶブロックは大きめのタッパーに、ねんどは粘土用の専用バッグに収納。

こうして、それぞれの居場所を作ると、一人で片付けられるようになる。散らかった状態のままだと
「全部すてるからね〜」
とワザというと
「ダメ〜〜〜!!!」
と片付け始める。

ここまでは息子を例にあげてみたが、日常生活において雑になってくると、あれもこれも不要なものになりがちだが、いざ、「メルカリ」などに出品しようと整えると、「やっぱり出品やめよう」ということにもなる。

この整理整頓は、パソコン内においても同じ。会社員時代は、新入社員が入ってくると、まずはデスクトップやバックアップデータなのどの整理整頓から徹底した。デザインも編集も、コーディングもプログラミングも、「整理整頓」がとても重要になってくる。

息子にオモチャの片づけをできるようにさせるのは、そういう意図もある。整理整頓は、自分で優先順位を考え、グルーピングし、使いやすいようにするもの。そしてそれは、自分自身が快適に過ごせるということだ。

そろそろ絵本も増え始めたし、年齢に応じた絵本だけ残す整理整頓をしていこうと思っている。