2022
3
Mar

デザインコラム

印刷物は「どこに」を考えて作成すると良い

名刺やチラシを自作して、手軽に印刷できる時代。パソコンで作成せずとも、手描きのポスターなども味わいがあって良い。

そんな自作をされる方に、ある部分に少しだけ気をつけると、グッと良くなるポイントがある。それは、その印刷物を「どこに」使用するかだ。

もちろん「どこに」だけが重要ではない。どこに・なにを・なぜ・だれに・どうして・どうしたい、といことを全てきちんと考えると、その印刷物の目的を果たせるはずだ。

ここで、伝えたいのは「どこに」だ。パンフレットなら、手渡しはともかく、どこに置くのか?貼るのか?使用するのか?が重要になってくる。

そして、その場所をじっくり観察すること。目立つものを置いた方がいいのか、文字を大きくしたものを貼った方がいいのか。

ダマリが住んでいるアパートの共同掲示板に、お知らせなどが貼られていることがある。今朝、小さい文字で小さい紙に、手書きのお知らせが貼られていた。見えない……読みづらい……小さい……。

プレゼンなども同じことが言えるが、案外手元にあるときや、パソコン上で作成しているときは大きく見えていても、実際、リアルな場所に使用するとなると、サイズ感があっていないことがある。

他人に伝えたいものがあるならば、その印刷物が「どこで」使用されるか考えてみると良い。
そして、一度印刷したものを、その場所に置いたり、貼ったりすると、改善する点がよくわかる。

自作をされるかたは「どこに」の場所へ足を運んでみることをお勧めします。