「急がば回れ」ということわざがある。意味は「急いで物事をなしとげようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、遠回りでも安全で確実な方を行く方がかえって得策だ」という例えだとGoogle先生には書いてあるが、どうもしっくりこない。
色々調べてみると、本当に道を遠回りする。という意味ではない。それはあくまでも例えで、近道や遠回りがどうとかではなく、普段から地道な努力を続けてこそ目的に達するというのが本来の意味。なので、常日頃から努力をしなければ目的に達するどころか、結局何も成し遂げられない状態になるわけで。普段からの「継続は力なり」の別の言い回しなわけだ。なので、「急がば回るな」というのがしっくり来てしまう。ややこしいな。
プロゴルファーの石川遼さんの名言で「急がば回るな!」というものがある。安全策で迂回していては、世界レベルで戦うことは不可能だ!という感じ。「あえて遠回りせず、目の前のチャンスをすべてものにする気構えでいきたい。ゆっくりやろうとは思っていません」という決意表明なのだとか。それを言えるということは、普段からの地道な努力があるからこそ、ここ一番と言う場面で勝負に出れるのではないか。
そんなことを思っている週末。