家族・愛猫

愛猫ヒラの命と存在の重みを再認識した日

夜22:00過ぎ。パソコン作業をしながら、そろそろ床に就こうか就かないか…としていたとき、愛猫ヒラがベッドから起き上がり、トイレを済ませ、ハムハムとご飯を食べている音を、いつも通り聞いていると。

ゲホッツ、ゲホッツ!と嘔吐が始まったが、猫は毛玉を吐く習慣があるためそこまで気にしてはいなかったものの、なんだかいつもと嘔吐の様子が違う。嘔吐物を見ると、白い泡だった。

猫を16年飼っていると、嘔吐物も色々見てきた。泡の場合は、胃液の場合が多い。口を切ったりしていると鮮血が混じっている場合もあるし、黄色いと胆汁などが考えられる。今回は白い泡だったので始めは大して気にもしていなかったが、なんだか呼吸がおかしい。

舌を出してゼエゼエ、ヒューヒューという音がして、お腹を見ると呼吸が荒い。舌を出すのは、暑い時か脱水症状か。え?熱中症?でもクーラー効いているし。寝ている時間がいつもより長かったから、いつのまにか空腹プラス熱中症になったのかな!?

ヒラがぐタァ〜っと横になり、ゼエゼエ言っている。これはただごとではない!!!!過去にも似たような事例があった。ダマリがラベンダーのアロマを焚くと、ヒラが嘔吐を繰り返し脱水症状になったのだ。そのことが脳裏をよぎり、同時にアラビアンジャスミンの花が咲き始めたことと繋がった。もしかして、ジャスミンを食べた!?

ジャスミンは種類によっては毒性がある。すぐにネットで調べると、ジャスミンの毒を口にした猫は「麻痺を起こし、呼吸困難でその日のうちに死亡に至る場合がある。」と書かれていて、頭の中が真っ白になった。この、ヒラのゼーゼーは呼吸困難?このまま麻痺して死んじゃうの!?

すぐに、夜間救急の動物病院を調べようとするも、手がかすかに震え、動揺し焦り、なかなか情報にヒットしない。そんなダマリを見て、息子2歳が布団から起き上がり「マ〜マ!マ〜マ!」と騒ぐ。夫はそのときちょうど車で、実家の倉庫に行っている最中で、電話してもなかなか出てくれない。「なんで出ないのよ!!!」

やっとの思いで、夜間救急の動物病院と電話がつながり予約を済ませる。夜間の受付は22:30までだったので、ギリギリだった。病院は車で1時間かかる場所にある大学病院付属動物病院。これは高速道をかっ飛ばしていくしかない。

一刻を争うヒラの命。息子を抱いて、夫のいる倉庫へ走る。暗いし、地面は濡れていて足場が悪いし、息子は下ろした途端に転ぶし、泣くのを我慢していたが、夫の顔を見た途端に涙が溢れた。「ヒラが、ヒラが!」

状況を察してくれた夫は、ダマリと息子を車に乗せ一旦家に帰り、ヒラをケージに入れて車に乗せ、車を走らせた。本当は、夫と息子は家で留守番をしてもらうつもりだったのに、ダマリが動揺して運転どころではなかったため、夫も息子も一緒に行くことになった。

ヒラは、ダマリが28歳のときにうちに来てくれた。ずっと一緒に生きてきたからダマリの魂の一部だ。そのヒラが今日死んじゃうの?いなくなってしまうの?涙が溢れ止まらなかった。ヒラがいない人生なんて考えられないよ…

大学病院付属動物病院へ到着したのは23:30頃。丁寧に診察をしていただき、血液検査をしてもらったが異常はなかった。病院へ到着した頃のヒラは、呼吸も安定し麻痺の症状もなく、抵抗する力もあった。「年齢の割には、綺麗な血をしています」と先生からお墨付をいただき、安堵して脱力した。終わったのは0:00を少しすぎていた。

息子はチャイルドシートで爆睡し、夫は「腹が減った」と言い出し、うん。確かに安堵すると腹減るわ。と24時間McドライブスルーでポテトLを買い食べながら帰路に就いた。

ヒラもケージの中でくつろいでいた。よかった、本当に何事もなくよかった。先生の見立てによると、たぶん何か一時的に異物を飲み込んで吐き出そうとしたんだろう。ということ。そういう時は、血圧が上がりゼエゼエすることがあるとか。血液検査でも異常値はなかったため、内臓にも影響はしていない。と言われた。

改めて、ヒラの命と存在の大きさを再認識したHard Days Nightだった。ありがとうヒラ。

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