デザインコラム

そのパッケージデザイン、食品表示の大丈夫?

パッケージデザイン。化粧品・食品などさまざまなパッケージがある。今回は、食品パッケージについて。食品パッケージの裏面に掲載されているのは「食品表示」なわけだが、「食品表示法」というものがあり、なかなかややこしい。

近年、農産物直売所や道の駅など、個人や小さな業者によるお菓子やジャム、漬物などの加工品販売が増えているが、そうした販売者が、自作で食品表示ラベルを作成しようとした場合、どのような点に注意すれば良いのかご存知だろうか?

食品表示ラベルの違反によって自主回収される食品が、年間1000件以上にのぼっているのだとか。違反表示は、原材料変更の確認不足や印字ミスなどによって起こっている。「食品表示」ラベルをお手軽に作成できるアプリなども出ているようだ。

そして、その食品表示ラベルと合わせて、パッケージの顔である表面のデザイン。ここに載せる文言も自由に制作できない。「○○無添加」や「○○不使用」など勝手に載せることはできない。消費者が好みそうな言葉こそ注意が必要なのだ。

例えば「オーガニック」という言葉があるが、「有機JASマーク」がない農産物、畜産物及び加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁止されている。

とはいえ、専門家ではない限り、法律のことまで頭に叩き込んで制作するのは難しいため、ここは専門家に相談するのが一番だ。専門家って誰に?法律のプロ・弁護士?司法書士?誰に相談していいかわからない!!!

ご安心ください。「商品やサービスの契約で事業者とトラブルになった」「製品を使ってけがをした」などの、消費生活に関する消費者と事業者間のトラブルについて相談できる窓口がある。消費生活相談員が、事業者との自主交渉の方法や具体的な解決策などについて助言してくれるのだ。(各都道府県にある)
●消費者庁 消費生活センター 消費者ホットライン http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

そして食品表示に関しては、もっと専門的に相談できる農林水産省「食品表示110番」がある。食品の偽装表示や不審な食品表示に関する情報などを受けるためのホットライン。メールなどでも対応している。
●食品表示110番の開設窓口一覧表 https://www.maff.go.jp/j/jas/kansi/110madoguchi.html

ダマリも相談させてもらったりしている。先日、パッケージラベルデザインをメールで送り、違法な部分がないかチェックしていただいた。すると「とても良いですね!美味しそうです。問題ありません」と言っていただき、とても嬉しかったし、ホッと安心した。

もし、自作で食品などを販売する場合は、色々調べて表示に問題がないか、専門家に相談しよう!

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