中学の頃ラジオが流行っていて良く聞いていた。流行っていた曲などは買うお金もないし、田舎だったのでラジカセでカセットに録音して楽しんでいたものだ。
そんな中、「ミステリーゾーン」という怖い番組があり、それを聞くのが流行っていた時期もある。レベッカの「moon」という曲に「せんぱ〜〜〜い……」、光GENJIの「荒野のメガロポリス」に「かあく〜〜〜ん……」と怪奇音が入っているだとか、オリジナルストーリーや短編小説、リスナーから寄せられた恐怖体験によって構成され、とても怖かったのになぜ聞いていたのだろう……。
息子2歳とドライブする時は童謡を流しているのだが「かごめかごめ」が流れた時に、「ミステリーゾーン」でその童謡の意味について紹介されていたことを思い出した。
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と(が)滑った 後ろの正面だあれ?
大人になっても、意味不明の歌詞。「ミステリーゾーン」で解説された歌詞はこうだ。
かごめかごめ … 「籠女」と書き、見た目が籠を抱いているような女性、すなわち妊婦
籠の中の鳥は … お腹にいる赤ちゃん
いついつ出やる … いつ産まれるのか?
夜明けの晩に … 光を見る前であり、胎児からの視点では臨月
鶴と亀と滑った … 長寿の象徴である2つが滑るということで、死を表している
後ろの正面だあれ? … 真後ろにいるのは誰?水子の霊
このほかにも、地方によって色々な説があるようで、他にも怖い意味があるようだ。童謡って、怖い歌が多いのよね。「ミステリーゾーン」が令和になって復活したようだ。もう怖い話は聞きたくないな(笑)信じるか信じないかはあなた次第!